【NNS】ステーキング中のニューロンからICPを払い出す方法

ICPのステーキング報酬を取得したい人へ。

ICPのガバナンスシステムでステーキングしていると、報酬は明確にICPを払い出す作業を行わないと、いつまでもロックされているままで使えません。

この記事では、実際の手順を通してひとつづつ確認することで、ICPを取り出すまでの作業がわかるようになっています。

全体の流れ

まず最初に全体の流れを確認しましょう。

  1. ニューロンから引出用のニューロンを分離
  2. 分離したニューロンのロック解除開始
  3. 完全ロック解除後にICPをウォレットに払い出し

大きくは3ステップです。それでは詳しく見ていきます。

【Spawn Neuron】ニューロンから引出用のニューロンを分離

 最初のステップ、ニューロンの分離。ステーキングの報酬は、いきなりICPになるわけでなく、まずはニューロンの状態で払い出されます。

Spawn Neuronが押せるようになっていれば払い出しが開始できる

ニューロンを分離できる条件

分離されるための条件は1ICP以上になること。

成熟度(Maturity)がパーセント表記なのでわかりづらいのですけれども、「ステーキングしているICP × 成熟度(%)」で算出できます。

まあ、パーセントを見ずとも、「Spawn Neuron」ボタンが押せるようになっていれば、1ICPであるということは確実です。

実際に分離してみる

では分離するために「Spawn Neuron」ボタンを押してみましょう。

「新しくニューロンを分離しますか?」のポップアップがでるので

「I’m sure」で同意します。

すると別のニューロンが生成されます。

【Start Dissolving】分離したニューロンのロック解除開始

新たに生成されたニューロンのロックを解除していく前に、まずは新しくできたニューロンを確認します。

ロック期間が「7 Days」となっていますね。そう、完全にICPを取り出すのには7日かかりますニューロンからICPを取り出すにはロックを解除してあげればよいので、

「Start Dissolving」で解除しはじめましょう。

ボタンを押すとポップアップが表示されるので「I’m sure」で同意します。

するとカウントダウンが始まるので待ちましょう。

完全ロック解除後にICPをウォレットに払い出し

無事にロックが解除されると「Unlocked」の表示に代わるので

そのあとは「Disburse」を押して出金作業をします。

ICPのウォレットアドレスを聞かれるので、アドレスを入力するかNNSのウォレットを選択します。

特にこだわりがない場合は、NNSのウォレットを選択でよいでしょう。

すると送金ポップアップが表示されるので

「Confirm and Send」で確定します。

ボタンが「Close」になれば出金完了です。

お疲れ様でした。

まとめ

以上でICPのステーキング報酬の回収作業の説明は終了です。

最後にポイントを振り返ります。

  • 直接ICPは払い出されずニューロンとして分離
  • 分離後のニューロンからICPを取り出すのには7日かかる

では。